やっと飛んだ

12月15日午前10時27分（日本時間16日午前３時27分）に、Boeing787DreamLinerが初飛行した。
エバレット工場のペイン・フィールドを離陸、午後１時33分にボーイング・フィールドに着陸。
およそ３時間のフライトだった。



大変な紆余曲折を経ての初フライト。なんだかとても嬉しい気持ちだ。
787は複合材を多用した軽くて、静かで、燃費効率の良い新世代の飛行機だ。
もう一つのメリットとして、機内環境の改善もあるという。
今までは、金属の腐食を防ぐため、キャビンの湿度は非常に低く保つ必要があったが、複合材が多用されることで、機内の湿度を上げることが出来るのだという。
機内では喉ばかりか口や鼻までもが乾き、トイレに行けば扉を開けようと触れた瞬間に”バチッ！”とくる静電気に悩まされたが、これらが改善されるのだという。
これで欧州方面や米東海岸方面など、いつもウンザリする長距離フライトも、より快適に過ごすことができるかもしれない。

離陸して荷重がかかり、美しくしなる流麗な翼を見ていると、早く写真にもおさめたいものだと思った。

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コメント 6

あっ、これニュースで見ました。
低燃費の飛行機で来年から導入されるやつですよねー(^^)
機内の湿度を上げることが出来るようになったんですね！
すごーい！ 嬉しいなぁ〜♪
そうそう、機内ってすんごい乾燥してますよねー、寒いし(>_<)
いつも長距離を乗るときには、マスクで完全防備してます(汗)
そうじゃないと、到着する頃には喉も鼻もかぴかぴに乾燥しちゃいます。
動画の787の横を飛んでいたちっちゃな飛行機がかわいかったです(^^)
ジンベイを追っかけるコバンザメくんみたいで…(笑)
787早く見てみたいし乗ってみたいですねー♪
by Kimi (2009-12-18 15:08) 

羽田-那覇線に導入されるのって20年くらい先なんだろうなー(笑)
by 雅 (2009-12-18 23:20) 

Kimiさん
機内湿度環境が良くなるって、地味だけど快適性にはすごく寄与する気がするんですよね。トイレに行って”バチッ”だけでなく、ブランケットかけなおしてもバチバチ言ってますからねぇ。
ちっちゃい飛行機いい味出してましたね。
後ろから飛んできて、離陸した機体にぴったり速度合わせて飛ぶって、すごい難しそうですから、あれに乗ってるパイロットもすごいなと思いました。^^

by IsPhoto (2009-12-20 09:50) 

雅さん
日本に1号機が引き渡されてから、どのくらいのペースで入ってくるかによるでしょうね。でも、羽田-那覇は幹線ですから、意外と早く飛ぶんじゃないでしょうか？
by IsPhoto (2009-12-20 09:53) 

機内の温度や湿度…。
飛行機って結構大変な環境だったのですね。
滅多に乗らないもので…orz

by えがみ (2009-12-21 23:42) 

えがみさん
機内の環境は温度や湿度、気圧など、乗客が快適なだけでなく、生きていられる（？）ように色々とコントロールされていていますね。
それでも巡航時の気圧は、2400m程度の高さと同じくらいになっているみたいでしたので、実は結構過酷だったりして...
by IsPhoto (2009-12-23 08:11)