SSブログ

PHOTO NEXT 2010 [写真]

100629-PhotoNext2010-0.jpg

PHOTO NEXTに行ってきました。

PIEが無くなり、コンシューマ向けの展示会として横浜でCP+が開催されるようになり、元々IPPF等に出展していたようなプロ向けの写真関連機材、資材の展示会はなくなるのか?とも思われたが、昨年まで開催されていたスタジオ写真フェアを母体とした展示会として、今年からPHOTO NEXTというものになったようだ。
スタジオ写真フェアは営業写真館向けの展示が多く、このPHOTO NEXTもそうなのかなと思いながら会場に向かったが、PIEから行き場を失った(?)プロ向け機材の会社が数多く出展していて、商業写真にかかわる方にも見応えのある展示会となっていたようだ。実際、会場内で商業写真関係のカメラマンの姿も数多く見かけた。予想以上にかなりの混雑だった。
  
100629-PhotoNext2010-1.jpg

右の会場入口から入ってすぐに目に入ってきたのは、アガイ商事のブース。大きなパラはやはり目立つ

100629-PhotoNext2010-3.jpg

写真館業界の方々で大混雑していたシステム計画研究所のブース。ライブビューで合成画像を確認しながら撮影中リアルタイムで背景の合成が出来るシステムで、最近写真館業界で非常に話題となっているものだ。

100629-PhotoNext2010-2.jpg

写真関係の展示会ではおなじみとなりつつあるカモ井加工紙のブース。
値段も手ごろなことから、密かにシェアを伸ばしつつある...私の知り合いも結構使っている。

100629-PhotoNext2010-4.jpg

銀一のブースでは、ステディカム関係の展示およびデモが。これいいなぁ...と思った一つ。

100629-PhotoNext2010-5.jpg

最近ネットショップ向け需要なのか、蛍光灯やLEDの照明の展示がぐんぐん増えている気がするが、いよいよコメットもLEDライティングの製品化を始めた模様。今回の展示は写真館向けのようだ。今は色の面で全然ストロボの性能には届かないが、将来もっと色の良いLED素子が出てきたら、使えるものになるのだろうか...
いえ、現在でも使えるシーンはあるだろうが、個人的にはまだまだだと思っている。

100629-PhotoNext2010-6.jpg

こちらではモノブロックを集中展示。
今まではチャージしきれないうちに次のカットを切ると、警告音が鳴るのがあたりまえと思っていたのだが、新製品ではたとえ光量不足となろうとも、警告音がならない設定にもできるのだと言う。音を気にするシチュエーションを考慮してのことらしいが、いやはやニーズが変わってきたものだ。

100629-PhotoNext2010-7.jpg

EPSONのクリスタリオ
もっとでっかいイメージだったが、デスクトップサイズが出ているとは初めて知った。

100629-PhotoNext2010-9.jpg

今回の展示会もやはり、一眼レフ動画撮影サポート機材の出展が数多く見られた。
こちらはテイクブースに展示されていたもの。

100629-PhotoNext2010-10.jpg

三菱のディスプレイの展示ブースでは、電塾の永嶋氏によるカラーマネージメントのセミナーが開催されていた。人気のセミナーだったようで、ほぼ満席で座れなかった。

100629-PhotoNext2010-16.jpg

DNPフォトルシオブースでPhaseOne社のデジタルバックと645DFをチェック。Schnider80mmの解像力がすごかった。開放からかなりかっちり来ていてびっくり。

100629-PhotoNext2010-12.jpg

Color Checkerの説明を聞こうと思ってx-riteのブースに行ってみると、なんとLeica S2が展示されていてびっくり。初めて実機を触ったが、予想以上に軽かった。

100629-PhotoNext2010-13.jpg

かなりにぎわっていたプロ機材ドットコム。バック紙やクリップオンストロボにつけるディフューザなど格安でこの場で販売していた。

100629-PhotoNext2010-14.jpg

そして同じプロ機材ドットコムに展示されていたLEDライト。やはりLEDライトは注目なようです。

100629-PhotoNext2010-15.jpg

そしておなじみ”玉ちゃん”のセミナー
NikonのCamera Control Proを使って、テザー撮影のワークフローを紹介していました。


今回の展示会は無料だが、受付は必要。その受付の時に渡されるのが冒頭の写真にある、おなじみの”用品年鑑”と、ガイドブック。私の前で受付していた方も、その重さからか、いらないとおっしゃっていました。
しかし、ガイドブックの方はぜひ読んでいただきたい内容。
これからの少子高齢化に加え、人口減にともなう市場の縮小と写真業界が直面する困難。そしてその対応策のアイデア等... PHOTO NEXTを単なる展示会を超えたものにしていこうとする、主催者の意気込みが感じられました。


nice!(11)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 11

コメント 4

えがみ

PhaseOneはCP+で見てきました。
PIE/CP+よりもPhotoNextの方が楽しそうですね。
平日でなければ…。

by えがみ (2010-06-30 12:59) 

cjlewis

デジタルの時代になって、
小技を利かせるポイントもずいぶんと変わってきましたよね。
そして、当たり前といえば当り前ですが、
これからはLEDライトですか。。。
フィルム代、現像代はほとんどかからくなりましたが、
こう新しい機材が次々台頭してくると、設備投資が大変ですよね~
by cjlewis (2010-07-01 18:50) 

IsPhoto

えがみ さん
Photo Nextなかなか面白い展示がたくさんありましたよ。
プロ向けなので、どうしても平日になってしまいますねぇ。
それでもこの時期だからこそ、写真館さんは来やすいようです。
PIEの頃は卒業シーズン真っただ中!で忙しい時期と重なって
いたので、不満も出ていたようでした。
by IsPhoto (2010-07-02 01:09) 

IsPhoto

cjlewis さん
LEDライトも含め、プロ向けマーケットでも中国製の格安機材が大変多くなってきた印象でした。
品質も必要十分と判断する市場が確実にあるのだなと今回感じました。
どんな設備を使って、どんな品物作りだせるか、非常に頭を使わないといけない世の中になってきましたね。
by IsPhoto (2010-07-02 01:14) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。