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横木安良夫 写真展 「GLANCE OF LENS 2011」 [写真]

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実はこの記事は、3月5日に書き上げていたもの。公開しようかとしていた矢先、震災が発生した。一時はブログを書き続けるのもやめようかと思い、そのままお蔵入りしていた。しかし、昨日本記事とは別の横木氏の写真展のオープニングに伺ったので、本記事も公開しておこうと思うに至った。 http://cweb.canon.jp/gallery/archive/yokogi-glance/index.html

3月4日。横木安良夫氏の写真展、「GLANCE OF LENS 2011 ~レンズの一瞥~」オープニングに伺った。
 
オープニングは6時から。ちょっと遅れて到着したが、ギャラリー内は満員状態。
人をかき分けながら、まずは作品を左から右へ拝見して回る。
そのほとんどが、氏の著書や雑誌の誌面で見たことのある写真。それらがA全ポスター程もある迫力の大きさで展示されていた。改めてみるそれら作品を隅々まで見てみると、違った発見があって面白い。

写真家、出版関係、お友達。多くの方々が集まる会場では、気がつくと身動きが取れないほど。

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実は数年前まで、横木氏の作品の良さが正直判らなかった。スナップで有名...くらいしか知識の無い私にとって、それはそれで仕方のないことだったのかもしれない。また、「人物のスナップショットを撮るなら、軽犯罪法に触れないやり方で、相手に気がつかれずに撮るのが基本...」と著書にあるのだが、その考え方が今一つ理解できないという部分もあった。

だからこそ逆に、誌面で作品を見るよりもずっと作家本人の主張が感じられるであろう個展で作品を見てみたいという気持ちが強くあった。もちろん多くの方とお会い出来るということもあり、そこで色んな方の意見も聞いてみたいという思いもあったため、オープニングにおじゃましたのだった。

作品を拝見し、そしてご本人にもお話を伺ううちに、氏の話す「写真って何だろう?」という疑問を改めて強く感じたのだった。氏は、「テーマとか、そういうのは無いんだよねぇ...」とサラッと言う。写真家とはテーマを持って撮るものと半ば常識のように思っていたので大変驚いた。

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横木安良夫写真展「GLANCE OF LENS 2011~レンズの一瞥~」
3月4日(金)~4月16日(土) PM1-7 日曜、月曜 休廊

http://www.alao.co.jp/2011glanceoflens.html
http://www.artphoto-site.com/blitzmap.html

横木安良夫氏HP
http://www.alao.co.jp/
ブログ
http://alao.cocolog-nifty.com/the_eye_forget/

本写真展の紹介記事
http://gallerist.cocolog-nifty.com/epic/2011/03/glance-of-lens-.html

「横木安良夫流スナップショット」の書評(日本カメラ)
http://www.alao.co.jp/2008AsahiCameraJulytext.html

オープニングの模様(写真家のブログ)
http://ameblo.jp/kozawataichi/day-20110304.html
http://tsuchiya.blog.so-net.ne.jp/2011-03-04

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コメント 2

雅

人物のスナップショットを撮るなら、軽犯罪法に触れないやり方で、相手に気がつかれずに撮るのが基本、ですか。
まぁわからないでもないですが難しいところですね。
by (2011-10-16 18:14) 

IsPhoto

雅さん
はい、本当に難しいです。昔はブレッソン初め、キャンディッドフォトの作品は多々あったのですが、今そうすることはとても難しくなりましたね。
とはいえ、それらの写真が時代を映し、素の人間を映してきたことも事実ですしね。難しいものです。

by IsPhoto (2011-10-17 12:53) 

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